お : 大きくなぁれ 武生の大鳥 コウノトリ
一言でいうと?
越前市の市鳥
越前市の市の鳥に指定されているコウノトリ。
国の特別天然記念物にも指定されており、越前市では主に白山地区で取り組みが行われています。
特徴は?
コウノトリのおしゃべりは鳴き声ではない⁉
★コウノトリの見た目
くちばしが太めで長く黒色です。羽の色は白色ですが、先の方が黒くなっています。目の周りが赤くふち取られています。
★コウノトリの食べ物
食べ物は魚やカエル、ザリガニなどの他ネズミなどを食べます。白山地区では田んぼに住むフナやドジョウ、カエル、ヘビ、バッタを食べています。
★コウノトリのおしゃべり
鳴き声を出さずにくちばしをたたき合わせて、カタカタと音を出しておたがいおしゃべりしています。
歴史は?
越前市とコウノトリの歴史は60年以上
越前市は日本の野生のコウノトリの最後の生息地(兵庫県豊岡市、福井県小浜市・越前市)の一つであり、昭和30年代には1つのつがい(オスとメスのペア)が約9年間巣を作り続けていました。
その後、武生にコウノトリはいなくなってしましましたが、昭和45年には、くちばしの折れたコウノトリ(コウちゃん)が飛来し、地域の人達による保護活動が絵本や紙芝居になり、それが現在でも全国各地で語りつがれるようになりました。
平成22年4月には、40年ぶりにコウノトリ2羽が飛来し、そのうち1羽は長く滞在したことから、市はそのコウノトリを「えっちゃん」と名づけ、なんと特別住民票まで発行しました!
「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」なんて昔から言われてますよね。コウノトリ自体はかなり前に実際に見たことがありますが、近くで見ると大きくて迫力があったことを覚えています。コウノトリに関してニュースでやっていると、つい見てしまうのは越前市民あるあるでしょうか?